西のくぼみから抜け出せないっ!

横浜の女(仮)です

現場から入ったタイプの出戻りヲタクの話

最近周りのお友達が揃いも揃って「西の男たちとの馴れ初め」を告白しているので、その波に乗ってみようと!

 
大したことじゃないけど、そろそろ書いておかないと、忘れちゃうかもしれないし。
 
夏フェスの時点で「もうはてブロは書きません」なんて書いてたけど、書きます。
 
 
 
 
ただの女子高生が、ただのヲタクになるまで…いや、ただのヲタクに出戻るまでの、お話です。
 
 
 
 
 
 
ー遡ること約10年前。(数えてビックリした)
 
ご近所の松本潤担の奥様の影響で、母妹共々嵐沼にドボンしました。
 
櫻井翔くんは、永遠の王子様」
 
イタいです。なんかすごく弱いです。でも当時のわたしにとっては、ほんとにこれが座右の銘でした。だって生で見る翔くんは、キラキラ輝く王子様そのものなんですもん。
 
「この人に一生ついていくんだ!」
 
小学2年生で決意しました。もうこの時点でわたしの人生9割終わってます。結果このザマです。(笑ってくれ)
 
そんなアホみたいな決意通り、それから8年くらいはほんとにしっかり、櫻井翔くん及び嵐さんを追っていました。わたしの影響でアラシックになったお友達もいるし、みんなでワクワク学校に入学したり、国立競技場に行ったりもしました。
 
生徒会副会長をやってた中学時代は、それはそれはひどかったです。お昼に流れる曲は決まって嵐、三年生を送る会のBGMも嵐、生徒会新聞のタイトルは「日々是気付」。もう一度言います。ひどすぎです。
 
だけど、それはそれは楽しい毎日でした。朝のWSで嵐さんが流れれば、「今日出てたね!嵐!」なんて声をかけてもらえ、熱愛報道が出れば「大丈夫!?」と心配してもらえ、お仕事が決まれば「すごいね!おめでとう!」と祝福してもらえたのです。
 
わたしは嵐のなんなんだよ。
 
そう思ったことも少なくないですが、でもそれが楽しかった。中学生のわたしにとってはすごく居心地が良くて、気持ち良くて、楽しいヲタク生活でした。
 
 
さて。そんなわたしが所謂「担降り」(あまり使いたくない表現ですが)をしたのは、中学3年生が終わる頃でした。
 
受験生、「失恋ショコラティエ」はどうしても観たかったので頑張って最終回まで観てましたが、他のヲタ活は一旦ストップさせてました。(コンサートもぽぷこん止まり)
 
さあ受験が終わった!合格した!やっと嵐が観れる!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
…って、思わなかった。
 
 
「あっ、今日木曜か……まあいっか。」
 
フジテレビもTBSも観ませんでした。
 
なぜだろう?
 
今考えても、よくわからないのです。
ただ言えることは、私の中の嵐という存在がかなり薄くなったということ。
 
ん〜〜嵐は変わらず、かっこいいんだけどなあ…
一人悶々と思いつつ、でもやっぱり、櫻井翔くんに惹かれなくなりました。
 
「こんなもんか」
 
少しずつその事実を受け止めつつ、「GUTS!」を買うかどうかで迷い。
 
「最後ってことで…買っとく?」
 
なぜかわたしが飽きたら相乗効果で母妹も熱が冷めてしまったらしく、結局親子3人でお金を出し合って買った嵐のCDは、「GUTS!」で最後になってしまいました。
 
なんとなく。なんとなくですが、たぶん「大きくなりすぎた」のだと思います。彼らがね。
「トップになる」すごくいいことです。主演のお仕事がたくさんあって、個々の活躍もめまぐるしくて、かといって誰一人「嵐」であることに誇りを持たない人はいなかった。すごいグループです。嵐。
 
だけどそれが、わたしにとっては少しの引き目になってしまったのだと思います。もう少しだけ、近い距離に感じたかったな…そんな風に思ってしまったわたしがいたのです。
 
 
 
…ここでひとつ、言わしてもらいますね。
 
 
今も全然、大好きです!!!!!!!(必死)
 
アレです。嫌いになったとかそういうんじゃなくて、ただただわたしの概念とかに合わなかったって話です。だから今までのクダリはぬるっと受け止めてください。ごめんなさい。(震)
 
 
 
 
さて。そんなこんなでジャニヲタから遠ざかりつつあったわたしは、お友達の影響で一瞬LDH方面に向かいます。
 
あ〜〜がんちゃんかっこいい。(クソDD)
 
それはそれは文字通り、DDの道まっしぐらでした。結局ガールズに落ち着きましたけど。ゆりのがかわいい。(割愛)
 
 
姉がそんな暴挙に出ている間、妹にも変化がありました。
 
母「ねえ、あの子(妹)、関西人の動画ばっかり観てるんだけど」
 
ええ〜〜っ!?まさかのお笑い!?
 
母「ジャニーズWEST、知ってる?」
私「は?」
 
 
なにそれ知らないこわい!!!!え!?ジャニーズだよね!?ウエストって!?西!?え!?関ジャニ!?!?(混乱)
 
もう怖かったです。てかなんでよりによって西?しかも超若手じゃん。(速攻ググった)
 
ふと頭によぎった、クラスのお友達(淳太担)の顔。そういやツイッターに書いてあったような…(見に行く)
 
 
「じゅん、た…????なにそれ……」(まじごめんじゅっきー)
 
 
私には無理だ、と思いました。
ジャニーズは大好きだし、嵐から離れても嵐とエイトの同期共演!とか言われたら嬉しいし、キンキの昔の映像はいつも後ろ見ちゃうし。
 
でも。でも。
 
絶対西はムリ……!!!!!!!
 
 
なんだかよくわからない拒否感なのですが、とにかく当時は「むりだ…」の一言で終わらせてました。自分が関西のアイドルを応援している姿が想像出来なかったから。影響されて「〜やねん」とか使っちゃうヲタクになるのが怖かったから。(すごい偏見)
 
 
妹はジャニーズWEST、母と私はLDH(母の便乗癖が酷い)という期間が半年ほど続きました。
 
 
妹の誕生日がある12月を目前にしたとある日。
 
妹「なんかさあ……ふたりだけズルくね?」
 
なんのこと!?!?と一瞬思ったものの、すぐにわかりました。そうだね。ママと私、ライブ行きすぎだね。(三代目とかEXILEとかめっちゃ行ってた)
 
なにも答えられずにいると、妹はさらに畳み掛けるようにこう続けました。
 
妹「今度さ、横浜アリーナでコンサートあるんだけど…」
 
 
 
要するに「チケット取っても一緒に行く人いないから行ってよ、ついでに名義貸せよ」ってことです。当時はジュニア会員じゃなくてもエントリーできましたしね。ここは深く掘るとややこしい話になるので割愛します。
 
ええ〜〜しょうがないなあ…
 
さすがに母も私も反省したので、翌年1月の横浜アリーナには付き合ってあげることに。
 
幸いチケットは2日分ゲットできたので、1日目は私、2日目は母が付き添う形で話はまとまりました。
 
横浜アリーナか〜〜アリーナってことはちっちゃいんだよな…いいなぁ、三代目もアリーナでいいのになぁ…
そんなことをふわふわ思いつつ、さすがになにも知らずに行くのも失礼なので、とりあえずメンバーをググってみることに。
 
 
重岡大毅くん。
ああ知ってる。この子。いつも真ん中で楽しそうに笑ってる子。正統派アイドル。イケメン。海老沢くん。
 
桐山照史くん。
ごくせんの子だ。女の子に振られた子(記憶が曖昧)。え、この子ジャニーズWESTなの!?
 
中間淳太くん。
ごくせんの子。
 
神山智洋くん。
妹が好きな子。
 
濵田崇裕くん。
お友達が好きな子。
 
小瀧望くん。
だれ…????
 
 
藤井流星くん。
 
「藤井姉妹のお兄ちゃんなの!?!?!?」
 
あまりの衝撃にあいぽん投げ飛ばした姉を見て、薄ら笑う妹。世にはとっくに出ていたお話でしたが、LDHド新規には重すぎた。これは話が違う。藤井姉妹本人には会えないけど、その遺伝子には会える。つーかソックリだし。
 
ちょっとだけ楽しみになりました。よし、わたしはお兄ちゃん推しでいくぞ。
 
「ねえ、流星くんて何色?」
「青」
「ふ〜〜ん」
 
年明け早々ショッピングモールで、青と緑のニット帽、イヤリング、ブレスレットを買いました。
 
 
さあ、久しぶりのジャニーズコンサート。
車内では「ええじゃないか♪ええじゃないか♪」が流れてますが、それをぶちぎって三代目流してました。(本当にごめん)
 
家族総出です。父運転です。(笑)
 
考えてみれば2012年年末の東京ドーム以来、ジャニーズのコンサートに行くのはおよそ3年ぶり…え…なにこのブランク…
 
ちょっとだけ緊張しつつ、横浜アリーナに着きました。人生初の横浜アリーナ
 
ちっさ!!!!!!!!!!!!
会場一周余裕じゃね?なにこれちっさ…え…ちっさ………
 
衝撃はそれだけじゃありませんでした。見てこの年齢層。
 
さすがは若手グループ。ファンのほとんどが同世代から、それよりも若いように思えました。次の日参戦した母(いい大人の年齢)が泣いて帰ってくるくらい。まあ若い。空気が若い。
 
 
ええ〜〜ちょっとまって…こわい…
 
しかも妹は「お友達と会ってくるから、待ってて」とか言うし…横浜ハイボールの前で一人残される孤独な姉(非ヲタ)……
 
(余談:久しぶりのジャニーズコンサートだったが故の驚きだとも思うのですが、セルカ棒にうちわ突き刺すシステムには目が点になりました)
 
その後無事お友達に会えたらしい妹と無事合流し無事スタバに行ったのですが、無事腹痛になりました。(もうほんっとに気持ち悪くて帰りたかった。極寒の中の抹茶クリームフラペチーノはバカです)
 
 
気づけば開場時間20分前。やることないしもう並ぼうよ…早く中入ろうよ…寒いし腹いてえよ……
そんな風に妹を急かし列に並び、かなり早い時間に会場入りをしました。
 
「あ!オブジェ!ほら早く撮りなよ!」(こういうところで発揮されるJK精神)
 
妹よりパシャパシャオブジェを写真に収めたJKは、いそいそとチケットを用意しアリーナ席へと向かいます。「アリーナ」って聞いたから舞い上がったのに、「センター」の存在よ…ねえ…(横浜の女あるある)
 
アリーナの入り口からついに会場内へ。おお、すごい。ジャニーズのコンサートだ。定番の構成。大きなモニター。若いファン。あちらこちらで光るペンライト。
 
 
なんかムズムズしてきた。
 
 
 
興味のない姉と初のジャニーズWESTにウキウキしてしまっていた妹は、ここで大いなる失態に気づきます。
 
「……席どこ?」
 
 
しまった!!!!!LDHのときはチケット届いた瞬間座席検索するのに!!!!!!!
 
 
仕方ないので座席表示を頼りに、自力で探しました。
 
「アリーナDブロック 3列 10番」
 
正面向かって左側、階段を下りつつ、3列目を探します。20…19…18…
 
ん?10…9…んんん?????
 
5…4………………………………
 
 
 
 
 
最前列でした。
 
 
 
 
 
テンションがぶち上がった妹(神山担)は7列目付近から小走りで3列目に向かって行ったのですが、まさかの事態に姉は思考が停止。
 
 
 
 
ええええここで運使ったああああああ(本当に失礼ですごめんなさい)
 
 
 
 
 
 
「3列」じゃないの??「1列」と「2列」はないの????????
 
アラシック時代に夢に見た花道最前の光景が、今目の前に広がっているのです。
 
無知の姉、焦ります。
 
隣で「ええどうしようねえどうしようともくんに見られちゃうよねちょっとリップ塗らなきゃやばいやばい」とノンストップで興奮するこたこちゃん妹に、「ねえわたしええじゃないかっええじゃないかっしかできないよ?」と恐る恐る伝えると
 
「大丈夫大丈夫、ノリだよ☆」
 
ええええええノリで生きてきたタイプじゃないのにいいいいいい(窒息)
 
 
 
とにかく驚きすぎて、それから30分くらいはじっと目の前の花道と階段を交互に見つめていました。
 
お隣に、重岡くんと流星くんのファンの子が座りました。ああ、ヲタクだ。すごい。赤と青だ。洗練されている。ヲタクだ。
 
あっ、うちわ出した。へえ、わっ、じゃんけんして。ふふ。懐かしいな。
 
 
なんとなく、楽しくなってきました。
やっぱアイドルって、いいよね。SNSとかめっちゃ厳しいけど、その代わりに、自分の言葉を、思いを、こうやって直接伝えられる機会があるんだもん。
 
ヲタクされてるみなさまを眺めて、ちょっと嬉しくなりました。
 
 
お隣の重岡担さん
「でもやっぱさ〜〜淳太くんはまだまだ若いよね〜〜」
 
 
あ〜〜淳太くん。じゅっきーの。知ってる知ってる。…そういえば。
 
私「ねえ、最年長だれなの?(周りが怖いのですごい小声)
妹「淳太」
私「(あ〜だからまだまだ若いって…)へえ、何歳?」
妹「今年で29」
私「は!?!?!?!?」
 
 
え…待って彼ら、デビューしてまだ2年とかだよね????????
 
 
私「え…最年少は?」
妹「のんちゃん」
私「何歳よ」
妹「お姉ちゃんの2個上」
私「はあ!?!?!?!?!?!?!?」
 
 
 
いやいやいやいや。ちょっと待ってくれ。わけがわからない。
 
たぶんグループ内年齢差なんて10個離れてたところでなんら支障はないのだけど、なんせ嵐時代はせいぜい2〜3歳差で萌えてたわけで。
 
 
 
え、10歳差!?!?!?!?!?(混乱)
 
 
 
 
 
 
開演10分前にしてこのレベルの知識です。申し訳なさしかない。アルバム聴いたけど全然覚えられなかったし、ていうかあの「もちろん!あきーと!」ってやつ、なんなの???
 
衝撃の事実を把握し(「のんちゃん」がどの子か分からなかったので「ピンク色の子」という情報だけ仕入れました開演5分前です)、あっという間に開演時間。
 
暗転。
 
 
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
元ヲタクは担当グループでなくても声が出る。(発見)
 
 
 
 
ああ〜この感じ!久しぶり!そうそう!このひとりずつアップになる感じ!うんうんかわいい!かわいいね!!!
 
 
滑り台からステーンッと出てくるギラギラ衣装のアイドル7人を目の当たりにし、名前も顔もよくわからないけど、今日はとにかく楽しんでしまおう!と決めました。
 
ハマったらそれはそれだ!と。
 
 
「走り回る」という表現がぴったりなコンサートでした。自分の足で、自分の力で会場中を駆け抜ける姿がとても印象的で、7人もジュニアも、超全速力。すごい。パワーが半端じゃない。熱い。
 
「ズンドコパラダイス」。知ってるこの歌!踊れる!頑張ってズンズンしました。
 
あれ!?なんかこっちに向かって走ってきてる人いない!?
 
お顔がちっさくて足の長〜いお兄さんが、目の前の花道まで来ました。すごくキラキラしてた。顔が綺麗。すごい。圧倒されてると、そのまま階段を降りて私の目線とぴったりのところまで屈んで、ニコッとピースしてくれました。青が役に立った。公演後「藤井家の遺伝子を目の前で感じた」と、母に速攻連絡しました。
 
あまりの近さに驚愕しつつ、この時点では非ヲタのわたし。隣で魂抜いてる妹よりは正確な記憶力と認識で、彼らのことを「生の今」で知ろうと思いました。超観察した。あの距離で観察してた自分は多分バカだけど。
 
 
「桐山くん」と「淳太くん」に関しては、「えええ〜この人達こんなアイドルしちゃうの!?」という印象を持ちました。だってなんかめっちゃ「かわいい」とか「愛してる」とか言ってくれるんだもん!なにこれ!?手越多発!?アラシック時代には味わったことのないタイプの「アイドル」を味わいました。
 
「神山くん」のことは家に帰るまでずっと「韓国人」と呼んでました。だって赤髪なんだもん。神山くんが近くに来るたび妹の肩を叩き続け、途中で割とガチトーンの「痛い」をいただきました。ごめん。
 
「小瀧くん」と「濵田くん」に関してはほぼ記憶がなかったので、多分近くに来てないんだと思います。ただ市場三郎が発表された回だったので、「お芝居が上手な人なのかな」とMCで思った記憶があります。
 
 
で、後の自担となる「重岡くん」ですが、これがまた超断片的な記憶しかないのです。
 
 
 
 
 
なんかすごい真面目な顔して階段降りていった。
 
 
 
あれ?なんか知ってる重岡くんじゃないぞ?????
 
 
 
公演後、「ねえ重岡くんて、いつもあんな感じだっけ?もっとニコニコしてるんじゃないの?」と妹に聞いたら「シゲはね、変なんだよ」と当時の自分にとっては意味不明の答えが返ってきました。
 
 
 
今ならすげえよくわかるけど。
 
 
 
そんなふうにひとりひとりを観察しつつ、MCの長さに驚愕しつつ、ゲームコーナーにはてなマークを浮かべてしまいました。これって嵐でいう缶けりみたいな?(もう時効)
 
あともうひとつ、当時の私にとってかなり衝撃的だったことがありました。
 
 
 
 
 
 
「関西Jr.コーナー」
 
 
 
 
え……ジュニアにコーナーがあんの……?
 
 
もうビックリの連発でなにがなんだかでした。リチャードって何!?!?!?
 
ただ、最も驚いたのはそのレベルの高さでした。
 
いまのジャニーズジュニアって、こんなにできちゃうもんなの?
 
そしてお客さんが、みんなで彼らを受け止めてる。なんだか異様な光景でした。ジャニーズWESTだけじゃない。「関西ジャニーズ」というひとつの集団として、この横浜の地に立っている。
 
 
もしかしてこの人たち、すごいんじゃないの????
 
 
 
 
とてつもないパワーとエネルギーを全身に感じ、なんだかとんでもないものを見せられてる気がして、あぁなんかこれ、もしかして、もしかするな。
 
 
アンコール、スタトロに腰を抜かしました。
あんな上にトロッコ行く……!?!?!?
 
横浜アリーナってすごいんだと思いました。後々足を運んだ城ホールですごさを実感しました(割愛)
 
 
スタトロなんてさすがに下からは見えないので、下は下で花道を走り抜けるジュニアくんたちに手を振り続けました。
 
リチャード、覚えた。
 
(余談:妹「丈がめっちゃ手振ってくれたのにお姉ちゃん気づかないんだもん!」)
 
今江にハマるのはこの少し後です、割愛。
 
 
ジパング・おおきに大作戦」がアンコールラスト。うう〜〜わかんねえおおきに!なんだ!?おおきに!!!!!(もうほぼノリ)
 
と、また階段を下りていくイケメンが…あれ?こっち来た??
 
 
咄嗟に手を出してました。
 
 
パーンッといい音を立てて、かつ力強く、「今年で29歳になる最年長の黄色いお兄さん」の左手が私の左手に触れました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わっっっっっっけわかんねえ……………………(頭抱)
 
 
 
 
 
 
 
妹と抱き合い、「ぎゃ〜〜っ!!」と絶叫しました。すごい。ジャニーズWEST。意味がわからない。
 
 
 
 
 
 
結局終演後は全記憶が中間淳太くんに掻っ攫われ、左手の写真を撮り、母に送りつけました。
 
 
ジャニーズWEST、意味がわからないので気をつけて」
 
この意味不明の文を添えて。
 
 
 
 
 
こうしてこの時点ではまだ自覚がないものの、無事ドボンしたわたしはお家に帰るなりなぜか「重岡くん」の画像を漁ってました。
 
 
なぜ???????
 
 
流星くんでも淳太くんでもない、なぜか重岡くん。
 
 
お母さんに興奮しつつ話す内容は流星くんや淳太くんの話ばっかりなのに。
 
なぜか重岡くんのことが、頭から離れなくなりました。
 
 
 
あの階段降りてる姿、かっっっこよかったあ…………………
 
 
翌日、起きると時刻は昼過ぎ、すでに母と妹(とアッシーの父)は横浜アリーナに向かっていました。
 
 
 
 
「重岡くんの画像を送ってください」
 
妹に向けてのライン。
 
妹「思うツボだね」
 
 
 
 
 
 
ああそうですよ単純ですよ生で見たらダメなタイプなんです💢💢💢💢💢💢💢💢
 
 
 
 
で、送られてきた大量の重岡くんにエヘエヘしつつ、「なんでこんなかわいいお顔してるの〜〜やだもうかわいいむり会いたい〜〜」とか抜かし始めるクソにわかDD。
 
 
もちろん某動画サイトにもお世話になりましたし、ごめんね青春も1から見直しました。だから海老沢くんが好きなんです。たまらないんです。
 
 
沼ドボンの報告は絶対しなければ!と、新学期が始まってすぐじゅっきー(3年間同じクラスの淳太担)の元へ。
 
めっちゃ左手触られたwwwwwwww
 
こんなど新規の話を親身に聞いてくれたデビュー当時(前?)からの生粋のジャスミンじゅっきーは、なんとCDやDVDも全部貸してくれました。シングルだけじゃないよ!?アルバムも、少年たちも、太秦だって貸してくれたんだよ!?!?!?!?(大声)
 
もうレンタルさせていただいたおよそ3週間はしぬほど幸せでした。毎晩どのDVDを見るか母妹と相談し、土日はちょっとだけ多く観たりして、気に入ったとこは携帯で録って、学校でちらちら見たりとかしちゃって。
 
誕生日プレゼントだって、ずっと欲しいと思っていたサマンサのバッグを蹴って、出てるDVD3本を買ってもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
あれ。ものすごい沼じゃん。
 
 
 
 
 
 
 
ヲタクというのは、結局巡り巡るものなんだと思いました。
 
対象が変われど、根は変わっていないので、やることは変わらない。
 
しかも年齢を重ねてしまっているので、今まで以上に自由なヲタク生活を送れてしまう。
 
 
困った!!!!!!めっちゃ楽しい!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こうしてわたしは、あんなに拒否していた「関西」を応援する「ヲタク」「出戻り」したわけです。
 
彼らを知ってからの1年間、本当に楽しかった。
 
世界が180度変わったような…大げさに聞こえるかもしれないけど、そんな感じ。
 
 
「近くにいてくれる」「愛してくれる」
 
10年前は意識していなかったけど、たぶんわたし個人の「ヲタク」の概念の中心にはこの2つがあるのだと思います。(嵐さんがどうとかじゃないよ!全然違うよ!!)
 
 
ジャニーズWEST、安心感がすごいんです。
 
この人たちになら、ついていける。大丈夫。置いてきぼりになんて絶対ならない。
 
 
 
 
あとやっぱり、こうして出会えた多くの「同志」が大好きだから。
 
わたしはなるべく長く、できればずっと、みんなと同じところで彼らの長い長い道のりを、眺めていたいなって思っています。
 
 
 
 
 だいぶ長くなりましたが、わたしと西の男たちとの馴れ初めはこんな感じです。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!!!


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